学校の作文では、「はじめに」から順に話を進めて、最後に結論を書くことが多かったと思います。Webの文章では、その順番を逆にして、結論から書くのが基本です。この記事では、結論から書く文章の組み立て方を説明します。
いきなり結論から書いたら、ぶっきらぼうに見えませんか?
心配いりませんよ。読者は答えを探して読んでいるので、先に答えがあるほうが親切なんです。
- Webの文章で、結論から書く理由
- 結論→理由→具体例→結論の順で組み立てるPREP法
- 見出しの下の書き出しと、段落の分け方
Webの文章は、答えを探しながら読まれる
Webの記事を読む人は、知りたいことの答えを探しています。最初から最後まで、じっくり読むとは限りません。答えがなかなか出てこないと、途中で読むのをやめて、別の記事を探しに行ってしまいます。
Webの文章で先に結論を書くのは、このためです。読者は最初に答えを知ってから、納得するために理由を読み進めてくれます。
例文:「Googleドキュメントに保存のボタンはある?」への答え
Googleドキュメントは、インターネットの上で使う文書のツールです。書いた内容はGoogleドライブに置かれます。そのため、保存のボタンはありません。
Googleドキュメントに、保存のボタンはありません。書いた内容が、自動でGoogleドライブに保存されるからです。
結論→理由→具体例→結論の順に書く
文章は、結論→理由→具体例→結論の順に組み立てると、わかりやすくなります。この組み立て方を、PREP(プレップ)法といいます。次の4つの頭文字をとった呼び名です。
いちばん伝えたいこと
そう言える理由
理由を裏づける例
もう一度、結論

PREP法で書いた例を見てみましょう。
| 順番 | PREP法で書いた例 |
|---|---|
| 結論 | 副業の原稿は、Googleドキュメントで書くのがおすすめです。 |
| 理由 | 取引先とファイルを共有しやすく、保存も自動でされるからです。 |
| 具体例 | たとえば修正のやり取りも、直したところが記録される「提案モード」を使えば、同じファイルの中で済みます。 |
| 結論 | 最初の1本は、ドキュメントで書いてみましょう。 |
最後にもう一度結論を書くのは、くり返しになりませんか?
理由や例を読んだあとに結論を読むと、「なるほど」と納得しやすいんです。短い文で言い直すくらいで十分ですよ。
まずは、1つの見出しの下の説明を、PREP法の順番で組み立てる練習から始めましょう。
見出しのすぐ下に、見出しの答えを書く
見出しのすぐ下の1文めには、その見出しの答えを書きましょう。結論から書くのは、記事全体だけでなく、見出しごとにも同じです。
- 見出し:Googleドキュメントの保存のしかた
- 1文め:Googleドキュメントは、自動で保存されます
見出しを見て読み始めた人が、すぐに答えにたどり着けます。
1つの段落には、1つの話だけ
1つの段落には、1つの話だけを入れましょう。
文章のかたまりのこと。話が変わるところで空の行を入れて、段落を分けます。
Webの記事は、スマホで読まれることも少なくありません。スマホの画面では、長い段落が文字の壁のように見えてしまいます。
ただし、文の数より話のまとまりが優先です。1〜2文でも、話が変わったら段落を分けましょう。
- 取引先から書き方の決まり(レギュレーション)を渡されたら、そちらに合わせる
- 段落の長さや改行のしかたは、取引先ごとに決まっていることがある
まとめ
- Webの記事は答えを探しながら読まれるので、結論から書く
- 結論→理由→具体例→結論の順に組み立てる(PREP法)
- 見出しのすぐ下の1文めに、その見出しの答えを書く
- 1つの段落には1つの話。話が変わったら分け、長さは3〜4文くらいを目安にする
- 取引先の書き方の決まりがあれば、そちらに合わせる
次は、STEP 03の最後です。書いた文章を見直して、仕上げる方法を見ていきましょう。




