文章を書き終えたら、要らない言葉が入っていないかを見直しましょう。要らない言葉は、文章の「ぜい肉」です。この記事では、読みやすい文章にするために削りたい4つの言葉と、その直し方を説明します。
削るって、せっかく書いたのにもったいない気がして…。
気持ちはわかります。でも、なくても意味が伝わる言葉を削ると、伝えたいことがまっすぐ届くようになりますよ。
- 「それ」「あれ」などの指示語を、具体的な言葉に変える方法
- 「なぜなら」「そして」「とても」「かなり」を削る方法
- 「〜こと」「〜という」などのまわりくどい言い方の直し方
「それ」「あれ」は、具体的な言葉に変える
「これ・それ・あれ・どれ」のような言葉。頭の文字をとって「こそあど言葉」とも呼ばれます。
指示語が出てくると、読者は「それって何だっけ?」と、前の文に戻って確かめます。小さな疑問でも、くり返されると読む人のストレスになるのです。何を指しているか迷いそうなところには、面倒でも具体的な言葉を入れましょう。
Webライティングには型があります。それを覚えると早く書けます。
Webライティングには型があります。文章のパターンを覚えると早く書けます。
「なぜなら」「そして」は、なくても伝わる
「なぜなら」「そして」「だから」のように、話を順につなぐ言葉があります。話の順番が整っていれば、こうした言葉がなくても意味は伝わるのです。削ると、文章のぜい肉が落ちて、スッキリと読めるようになります。削ったあとは、理由や順番が伝わるかを読み直しましょう。
良い記事を書くためには、リサーチが重要です。なぜなら、情報が薄いと読者が満足しないからです。だから、まずは時間をかけて調査しましょう。
良い記事を書くには、リサーチが重要です。情報が薄いと読者は満足しません。まずは時間をかけて調査しましょう。
ただし、「しかし」「ただし」のように、話の向きが変わる言葉は別です。読者が話の流れを見失わないように、残しておきましょう。
なぜなら・そして・だから
しかし・ただし
「とても」「かなり」は、事実に置きかえる
「とても」「かなり」「すごく」「しっかり」のような言葉は、どれくらいなのかがあいまいです。書き手の自信のなさにも見えてしまいます。こうした言葉は削って、事実を書きましょう。
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○の文では、「すごく効果が出る」を「売上が1.2倍になる」という事実に変えました。数字があると、読者は「どれくらいか」を考えずにすみます。
- 例文の数字は、説明のためのもの
- 実際の記事では、確かめられた事実や数字だけを書く
- 手元に数字がないときは、無理に入れず、「とても」などを削るだけでもかまわない
「とても」は、つい書いてしまいます…。
書いている途中は気にしなくていいんです。見直すときに、本当に必要な言葉か確かめれば大丈夫ですよ。
「〜こと」「〜という」は、まわりくどい言い方
「〜こと」「〜もの」「〜という」を重ねると、文章がまわりくどく感じられます。なくても意味が変わらないなら、削りましょう。
ダイエットで重要なことは、毎日体重計に乗ることを継続することです。
ダイエットで重要なのは、毎日体重計に乗る習慣です。
WordPressというツールを使って、ブログというメディアを運営します。
WordPressを使って、ブログを運営します。
読者が知らない言葉の説明までは、削らないようにしましょう。WordPressを知らない読者に向けた記事なら、「ブログを作るためのツール」のような説明は残します。

削るのは、書き終えてから
書いている途中で言葉を削ろうとすると、手が止まってしまいます。まずは最後まで書いて、見直すときに削るのがおすすめです。見直すときは、この記事で紹介した4種類の言葉を順番に探しましょう。
- 「それ」「あれ」などの指示語
- 「なぜなら」「そして」など、話を順につなぐ言葉
- 「とても」「かなり」など、どれくらいかがあいまいな言葉
- 「〜こと」「〜という」など、まわりくどい言い方
見つけたら、削るか、具体的な言葉に変えるかを考えます。
- 削ったら、意味が変わっていないか読み直す
- 指示語を消したところには、代わりの言葉を入れる
まとめ
- 「それ」「あれ」で何を指すか迷うところは、具体的な言葉に変える
- 「なぜなら」「そして」は、削っても話がつながるなら削る。「しかし」など話の向きが変わる言葉は残す
- 「とても」「かなり」は削って、確かめられた事実や数字で書く
- 「〜こと」「〜という」は、なくても意味が変わらなければ削る
- 削るのは書き終えてから。削ったら読み直す。知らない言葉の説明は残す
次は、2つめの柱「わかりやすい」です。読者の頭に絵が浮かぶ文章の書き方を見ていきましょう。




