03 文章の基本

1文は60文字を目安に|読みやすい文章は「短く切る」から始まる

羽柴 文吾公開 2026.10.31約3分で読めます
1文は60文字を目安に

STEP 03では、読みやすく伝わる文章の書き方を学びます。最初に覚えてほしいのは、1文を短くすることです。この記事では、はしば流の文章で大事にしている3つの柱と、長い文を短く切る手順を説明します。

ねねさん

文章を書くのは、あまり得意ではないんです…。

塾長

大丈夫ですよ。文章の上手い下手は、センスより「型」で決まります。まずは1文を短くするところから始めましょう。

✓この記事でわかること
  • はしば流の文章で大事にしている3つの柱
  • 1文を短くすると読みやすくなる理由
  • 長い文を短く切る手順と、文字数の目安

はしば流の文章で大事にしている3つの柱

僕が記事を書くときに大事にしているのは、次の3つです。

読みやすい

読者に考えさせない

わかりやすい

読者の頭に絵を浮かばせる

読者に寄り添っている

読者に「なるほど」と思ってもらう

【図解】はしば流の文章の3つの柱

STEP 03では、この3つを1つずつ身につけていきます。1本目のこの記事と、2本目の「文章のぜい肉を削る」は、1つめの「読みやすい」の話です。3本目で「わかりやすい」、4本目で「寄り添う」を説明します。

1文を短くすると、読みやすくなる理由

人の頭が一度に受け止められる情報には、限りがあります。1文の長さで、読みやすさは次のように変わります。

✕ 1文が長い

1文にいくつも情報が詰まっていて、読者は途中で前に戻って読み直すことになる

○ 1文が短い

情報が1つずつ頭に入るので、考えずに読み進められる

短い文が続くと、文章にリズムも生まれます。テンポよく読めるので、最後まで読んでもらいやすくなるのです。

ねねさん

長い文のほうが、ちゃんとした文章に見える気がしていました。

塾長

そう思う人は多いですね。でも読む人にとっては、短い文のほうがずっとやさしいんですよ。

長い文を短く切る手順

長い文は、次の2つの手順で短くできます。

「、」でつながった文を探す

長くなりやすいのは、「〜で、」「〜し、」「〜ながら、」「〜ため、」で、話をつないでいる文です。書き終えたら、1つの文に話がいくつ入っているかを数えてみましょう。2つ以上入っていたら、分けられないかを考えます。分けたあとは、1つの文で伝えることが1つになっているかを確かめましょう。

文を分けて、つなぎの言葉を整える

話の切れ目で「。」を打ち、文を分けます。分けたあとの文が自然につながるように、「さらに」などの言葉を足したり、文の終わりを整えたりします。

✕ 長い1文

週末に作り置きをしておくと平日の料理の時間が短くなり、献立に悩む日も減りながら、外食やお惣菜に頼る回数も減らせるため、家計の見直しにも役立ちます。

○ 2文に分けた

週末に作り置きをしておくと、平日の料理の時間が短くなり、献立に悩む日も減ります。さらに外食やお惣菜に頼る回数も減らせるため、家計の見直しにも役立ちます。

✕の文に入っている話は、次の4つです。

✕の文に入っている4つの話
  • 料理の時間が短くなる
  • 献立に悩まない
  • 外食が減る
  • 家計の見直しに役立つ

○では「献立に悩む日も減る」のところで文を切りました。1文めは「平日がどう楽になるか」、2文めは「家計にどう役立つか」と、1つの文で伝えることが1つずつになっています。

文字数の目安は60文字、長くても80文字

1文の長さは、60文字くらいを目安にしましょう。80文字を超えたら、分けられないかを見直す合図です。

60文字1文の長さの目安
80文字超えたら分けられないか見直す

文字数は、Googleドキュメントなら、数えたい文を選んでから「ツール」の「文字カウント」で確かめられます。STEP 02の「スプレッドシートの基本」で紹介した「=LEN(セル)」で数える方法もあります。

!文字数だけで決めない
  • 60文字に収まっていても、話が3つも4つも入っていれば読みにくい
  • 文字数は「長すぎないか」を確かめる目安
  • いちばん大事なのは「1文で伝えることは1つ」

短くしたら、文の終わりにも気を配る

短い文を並べると、「〜です」「〜です」「〜です」のように、同じ終わり方が続きやすくなります。同じ終わり方が3回続くと、文章が単調に聞こえてしまいます。

そんなときは、意味が変わらない範囲で、文の終わりの形を変えてみましょう。

!「〜です」が続いたときの変え方
  • 1つを「〜ます」の形にする
  • 体言止めにする

「〜でしょう」は「たぶんそうだ」という意味になるので、言い切れることには使いません。

用語:体言止め

「〜な方法。」のように、文を名詞で終える書き方。

塾長

声に出して読んでみると、同じ終わり方が続いているところはすぐに気づけますよ。

まとめ

この記事のまとめ
  • はしば流の文章の柱は「読みやすい」「わかりやすい」「寄り添っている」の3つ
  • 1文を短くすると、情報が1つずつ頭に入り、考えずに読める
  • 「、」でつながった文は、話の切れ目で分けて、つなぎの言葉を整える
  • 1文は60文字が目安。80文字を超えたら分けられないか見直す。大事なのは「1文で伝えることは1つ」
  • 同じ文の終わり方が3回続いたら、意味を変えずに形を変える
塾長

次は、文章から要らない言葉を削る方法です。短く切ったあとに削ると、ぐっとスッキリしますよ。

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羽柴 文吾
この記事を書いた人
羽柴 文吾

Webディレクター・ライター。リフォームのWebメディアのディレクションや、未経験ライターの育成を担当しています。

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