STEP 03では、読みやすく伝わる文章の書き方を学びます。最初に覚えてほしいのは、1文を短くすることです。この記事では、はしば流の文章で大事にしている3つの柱と、長い文を短く切る手順を説明します。
文章を書くのは、あまり得意ではないんです…。
大丈夫ですよ。文章の上手い下手は、センスより「型」で決まります。まずは1文を短くするところから始めましょう。
- はしば流の文章で大事にしている3つの柱
- 1文を短くすると読みやすくなる理由
- 長い文を短く切る手順と、文字数の目安
はしば流の文章で大事にしている3つの柱
僕が記事を書くときに大事にしているのは、次の3つです。
読者に考えさせない
読者の頭に絵を浮かばせる
読者に「なるほど」と思ってもらう

STEP 03では、この3つを1つずつ身につけていきます。1本目のこの記事と、2本目の「文章のぜい肉を削る」は、1つめの「読みやすい」の話です。3本目で「わかりやすい」、4本目で「寄り添う」を説明します。
1文を短くすると、読みやすくなる理由
人の頭が一度に受け止められる情報には、限りがあります。1文の長さで、読みやすさは次のように変わります。
1文にいくつも情報が詰まっていて、読者は途中で前に戻って読み直すことになる
情報が1つずつ頭に入るので、考えずに読み進められる
短い文が続くと、文章にリズムも生まれます。テンポよく読めるので、最後まで読んでもらいやすくなるのです。
長い文のほうが、ちゃんとした文章に見える気がしていました。
そう思う人は多いですね。でも読む人にとっては、短い文のほうがずっとやさしいんですよ。
長い文を短く切る手順
長い文は、次の2つの手順で短くできます。
「、」でつながった文を探す
長くなりやすいのは、「〜で、」「〜し、」「〜ながら、」「〜ため、」で、話をつないでいる文です。書き終えたら、1つの文に話がいくつ入っているかを数えてみましょう。2つ以上入っていたら、分けられないかを考えます。分けたあとは、1つの文で伝えることが1つになっているかを確かめましょう。
文を分けて、つなぎの言葉を整える
話の切れ目で「。」を打ち、文を分けます。分けたあとの文が自然につながるように、「さらに」などの言葉を足したり、文の終わりを整えたりします。
週末に作り置きをしておくと平日の料理の時間が短くなり、献立に悩む日も減りながら、外食やお惣菜に頼る回数も減らせるため、家計の見直しにも役立ちます。
週末に作り置きをしておくと、平日の料理の時間が短くなり、献立に悩む日も減ります。さらに外食やお惣菜に頼る回数も減らせるため、家計の見直しにも役立ちます。
✕の文に入っている話は、次の4つです。
- 料理の時間が短くなる
- 献立に悩まない
- 外食が減る
- 家計の見直しに役立つ
○では「献立に悩む日も減る」のところで文を切りました。1文めは「平日がどう楽になるか」、2文めは「家計にどう役立つか」と、1つの文で伝えることが1つずつになっています。
文字数の目安は60文字、長くても80文字
1文の長さは、60文字くらいを目安にしましょう。80文字を超えたら、分けられないかを見直す合図です。
文字数は、Googleドキュメントなら、数えたい文を選んでから「ツール」の「文字カウント」で確かめられます。STEP 02の「スプレッドシートの基本」で紹介した「=LEN(セル)」で数える方法もあります。
- 60文字に収まっていても、話が3つも4つも入っていれば読みにくい
- 文字数は「長すぎないか」を確かめる目安
- いちばん大事なのは「1文で伝えることは1つ」
短くしたら、文の終わりにも気を配る
短い文を並べると、「〜です」「〜です」「〜です」のように、同じ終わり方が続きやすくなります。同じ終わり方が3回続くと、文章が単調に聞こえてしまいます。
そんなときは、意味が変わらない範囲で、文の終わりの形を変えてみましょう。
- 1つを「〜ます」の形にする
- 体言止めにする
「〜でしょう」は「たぶんそうだ」という意味になるので、言い切れることには使いません。
「〜な方法。」のように、文を名詞で終える書き方。
声に出して読んでみると、同じ終わり方が続いているところはすぐに気づけますよ。
まとめ
- はしば流の文章の柱は「読みやすい」「わかりやすい」「寄り添っている」の3つ
- 1文を短くすると、情報が1つずつ頭に入り、考えずに読める
- 「、」でつながった文は、話の切れ目で分けて、つなぎの言葉を整える
- 1文は60文字が目安。80文字を超えたら分けられないか見直す。大事なのは「1文で伝えることは1つ」
- 同じ文の終わり方が3回続いたら、意味を変えずに形を変える
次は、文章から要らない言葉を削る方法です。短く切ったあとに削ると、ぐっとスッキリしますよ。




