03 文章の基本

読者に寄り添う文章|自分が理解する・やさしい言葉・次の悩みを考える

羽柴 文吾公開 2026.10.31約2分で読めます
読者に寄り添う文章

はしば流の文章の3つめの柱は、「読者に寄り添っている」です。読者に寄り添った文章を読むと、人は「なるほど」と納得してくれます。この記事では、読者に寄り添うための3つの方法を説明します。

ねねさん

寄り添うって、やさしい言葉をかけることですか?

塾長

やさしい言葉も少しは関係しますが、いちばんは「読む人の立場で考えること」です。順番に見ていきましょう。

✓この記事でわかること
  • 書く前に、書き手が内容を理解しておく方法
  • 中学生でもわかる言葉を選ぶコツ
  • 悩みを解決した先の「次の悩み」の見つけ方

まず、自分が理解する

書き手がよくわかっていないことは、読者にはまったく伝わりません。書く前に、自分がそのテーマを理解しておくことが出発点です。

理解するためにやっておきたいのは、次の2つです。

上位の記事を5本以上読む

検索して、上位に出てくる記事を少なくとも5本読む。基本の情報をひととおり押さえられる

YouTubeの動画も参考にする

作業の様子など、文字だけではつかみにくいことを見ておく

制度や料金など、まちがえると困る情報は、公式の案内でも確かめましょう。調べ終えたら、内容を自分の言葉で説明してみます。説明できないところがあれば、そこを調べ直します。

ねねさん

5本も読むんですね。

塾長

最初は時間がかかりますが、慣れると早くなります。上位の記事の読み方は、STEP 04でくわしく説明しますね。

中学生でもわかる言葉で書く

文章は、中学生でもわかる言葉で書くのが基本です。知らない言葉や硬い言葉が出てくると、読者の頭は「これはどういう意味?」と止まってしまいます。

難しい言葉を使うと、専門家らしく見える気がするのですが?
読者から見ると、「わかりにくい、不親切な人」に映ってしまいます。
✕ 硬い言葉

ご自宅に予備の瓦がある場合は、裏面を見ると違いを明確に判断可能です。

○ ふだんの言葉

ご自宅に予備の瓦がある場合は、裏面を見ると違いがはっきりとわかります。

「明確に判断可能です」を、「はっきりとわかります」に変えました。意味は同じでも、○のほうがすっと頭に入ります。

!専門用語を使うときは
  • 読者が知らなそうな言葉は、なるべくふだんの言葉に置きかえる
  • どうしても使うときは、すぐあとに短い説明を添える

悩みを解決した先の「次の悩み」を考える

読者の今の悩みを解決すると、多くの場合、次の悩みが生まれます。この「次の悩み」には、読者自身がまだ気づいていないものも多くあります。

書いているときは、「で、読者は次にどうする?」と自分に問いかけてみましょう。次の悩みまで先回りして答えておくと、読者は「なるほど、そこまで知りたかった」と感じてくれます。

解決したこと次の悩み
2階にトイレを増やすのは難しいとわかった1階ならどうだろう?
これならDIY(自分で作ったり直したりすること)でできそうだとわかった必要な道具は何だろう?
【図解】今の悩みを解決すると、次の悩みが生まれる
ねねさん

私も、何か調べて答えがわかったら、すぐに次のことを検索しています。

塾長

そのとおりです。読者が次に検索しそうなことを、記事の中で答えておくんですよ。ただし、記事のテーマから大きく離れる話は、別の記事に任せましょう。

まとめ

この記事のまとめ
  • 書き手がわかっていないことは、読者に伝わらない。上位の記事を5本読み、自分の言葉で説明できるまで理解する
  • 中学生でもわかる言葉で書く。難しい言葉は、読者には不親切に映る
  • 今の悩みを解決したら、テーマにつながる「次の悩み」まで先回りして答える
塾長

これで、はしば流の3つの柱がそろいました。次は、文章全体の組み立て方です。Webの文章は「結論から」が基本ですよ。

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羽柴 文吾
この記事を書いた人
羽柴 文吾

Webディレクター・ライター。リフォームのWebメディアのディレクションや、未経験ライターの育成を担当しています。

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