AIに記事の下書きを手伝ってもらうと、書き始めるまでの時間を短くできます。ただし、材料をそろえずに頼むと、使えない下書きになりがちです。この記事では、僕が実際にやっている、AIに下書きを手伝ってもらう手順を説明します。
AIに書いてもらえたら、ぐっと楽になりそうです。
楽になりますよ。ただ、AIが書くのはあくまで下書きです。仕上げは自分でやる前提で、手順を見ていきましょう。
- 下書きを頼む前にそろえる4つの材料
- AIに下書きを書いてもらう4つの手順
- 受け取った下書きの確かめ方
下書きを頼む前に、4つの材料をそろえる
AIに下書きを頼む前に、次の4つをそろえます。
| 材料 | 中身 |
|---|---|
| ペルソナ | 記事を読む人を1人にしぼり、年齢や状況まで決めた人物像 |
| 検索意図 | 読者の今の悩みと、次の悩み |
| タイトル | 記事のタイトル |
| 構成案 |
|
ペルソナは、STEP 04の構成案で考えた「誰に」を、年齢や状況まで具体的にすれば作れます。検索意図・タイトル・構成案は、STEP 04で作り方を学びました。
AIは、足りない部分を想像で埋めてしまう
読者と記事の目的に合った下書きに近づけられる
AIに下書きを書いてもらう4つの手順
材料がそろったら、次の4つの手順で下書きを書いてもらいます。取引先の仕事で使うときは、材料を貼りつける前に、AIを使ってよいかを確かめておきましょう。

- プロンプトを用意する:前の記事の5つの部品で作ったものを使う
- 4つの材料を貼りつける
- 記事全体を一度に書いてもらう
- 自信のない事実を、最後に一覧で出してもらう
僕のプロンプトには、「4つの材料がそろうまで本文を書かない」と書いてあります。材料が足りないまま、AIが書き始めるのを防ぐためです。材料を貼ると、AIはリード文からまとめまで、記事全体を一度に書きます。
最後に、確信が持てない数字・制度名・法律名・年号を一覧にしてもらいます。
確信が持てない数字・制度名・法律名・年号の一覧のこと。僕のプロンプトでの呼び名です。本文の中でも、確かでない所には【要確認】と書いてもらいます。
- 確かでない数字・制度・法律は書かないか、本文中に【要確認】と書いてください。書き終えたら、確信が持てない数字・制度名・法律名・年号を、最後に一覧にしてください。
下書きは、章ごとに読んで確かめる
下書きが届いたら、H2の章ごとに読んでいきます。長い章は、H3ごとに区切ってもかまいません。一度に全部を読むより、細かいところに気づきやすくなります。章ごとに確かめるのは、次の3つです。
- 構成案のメモどおりに書かれているか
- 数字・制度・法律・年号が正しいか(【要確認】がない所も)
- 読者にとってわかりやすいか
事実は、一次情報で確かめてから直しましょう。確かめ方は、次の記事で説明します。日本語の見直しには、STEP 03の「書いた文章を見直す」で紹介した評価のプロンプトが使えます。
- AIの下書きを、そのまま納品しない
書いてもらったあとも、やることが多いんですね。
そうなんです。でも、下書きがあれば、直す所を探すことから始められますよ。下書きを土台にして、自分の記事に仕上げていきましょう。
まとめ
- 下書きを頼む前に、ペルソナ・検索意図・タイトル・構成案の4つをそろえる
- プロンプトに「材料がそろうまで書かない」「確かでない事実には【要確認】」と書いておく
- 記事全体を一度に書いてもらい、最後に【要確認】リストを出してもらう
- 下書きは章ごとに読み、構成・事実・わかりやすさを確かめる
次は、AIの間違いの見つけ方です。下書きの事実をどう確かめるかを見ていきましょう。




