05 AIの活用

AIの間違いの見つけ方|もっともらしい誤りを、一次情報で確かめる

羽柴 文吾公開 2026.10.31約2分で読めます
AIの間違いの見つけ方

AIは、まちがった内容も、自信たっぷりの文章で書きます。文章が自然なぶん、読んだだけではまちがいに気づきにくいのが困ったところです。この記事では、AIのまちがいが出やすい所と、確かめ方を説明します。

ねねさん

AIがうそをつくんですか?

塾長

わざとではありませんよ。AIは、もっともらしい言葉をつなげて文章を作ります。その結果、事実と違うことがまじるんです。

✓この記事でわかること
  • AIがまちがえる理由
  • まちがいが出やすい情報の種類
  • 一次情報で確かめる手順と、出典の確かめ方

AIは、もっともらしい「うそ」を書くことがある

AIが事実と違う内容を、本当のことのように書くことを、ハルシネーションといいます。英語で「幻覚」という意味の言葉です。

AIは、なぜまちがえるのですか?
1本目の記事で説明したとおり、AIは続きそうな言葉を予測して文章を作ります。検索して答えるサービスもありますが、その答えも正しいとは限りません。

このため、文章が自然でも、中身がまちがっていることがあるのです。

まちがいが出やすいのは、数字・名前・最新の情報・出典

AIのまちがいは、次のような所に出やすくなります。

種類例
数字
  • 費用
  • 割合
  • 期限
  • 年号
名前制度・法律・会社・商品の名前
最新の情報
  • 制度の変更
  • 新しい商品
出典
  • 記事の名前やURL
  • 実在しないものを挙げることもある

文章の中にこうした言葉が出てきたら、確かめる印をつけましょう。前の記事の【要確認】も、確かめる場所の目印になります。ただし、【要確認】がついていない所にも、まちがいはまじります。

一次情報で確かめる4つの手順

AIの下書きは、次の4つの手順で確かめます。

【図解】一次情報で確かめる4つの手順
  1. 印をつける:数字・名前・最新の情報・出典に印をつける。【要確認】がない所も見る
  2. 一次情報を探す:制度名や商品名で検索し、国・自治体・メーカーなどの公式のページを開く
  3. 照らし合わせる:AIの文章と公式のページを比べ、数字だけでなく対象・条件・時期まで合っているかを見る
  4. 直すか消す:合っていれば残し、違えば直す。確かめられなければ消す

一次情報については、STEP 04の「信頼される記事にする」で説明しました。僕も、数字・制度・法律は、必ず公式のサイトで確かめてから記事に使っています。

!ポイント

確かめられなかったことは、書かないのが基本です。

AIが示した出典も、自分で開いて確かめる

AIに「出典を教えて」と聞くと、記事の名前やURLを挙げてくれることがあります。ただ、挙げられたページが実在しないことや、書いてある内容が違うこともあります。出典は自分で開いて、次の2つを確かめましょう。

  • ページがあるか
  • その内容が本当に書いてあるか

開いたページがまとめ記事なら、そこからさらに一次情報までたどります。

!確かめた気にならないために
  • AIの答えを、AIに「合っていますか?」と聞いただけで済ませない
  • まとめ記事で同じ数字を見つけても、それだけで正しいとは限らない。一次情報までさかのぼる
ねねさん

AIにもう一度聞くだけでは、確かめたことにならないんですね。

塾長

AIは、調べる手がかりを探すのには役立ちます。でも最後は、公式のページを自分の目で見る。ここは人の仕事です。

まとめ

この記事のまとめ
  • AIは、事実と違う内容を本当のように書くことがある(ハルシネーション)
  • まちがいが出やすいのは、数字・名前・最新の情報・出典
  • 印をつける→一次情報を探す→照らし合わせる→直すか消す、の順に確かめる
  • AIが示した出典も、自分で開いて確かめる。確かめられないことは書かない
塾長

次は、STEP 05の最後です。AIの文章を、自分の記事に仕上げる方法を見ていきましょう。

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羽柴 文吾
この記事を書いた人
羽柴 文吾

Webディレクター・ライター。リフォームのWebメディアのディレクションや、未経験ライターの育成を担当しています。

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