05 AIの活用

AIでできること・できないこと|ライターの仕事で頼れる作業と、自分でやる作業

羽柴 文吾公開 2026.10.31約3分で読めます
AIでできること・できないこと

STEP 05では、AIに仕事を手伝ってもらう方法を学びます。最初に、AIが得意なことと苦手なことを知っておきましょう。この記事では、ライターの仕事でAIに頼れる作業と、自分でやる作業を説明します。

ねねさん

AIって、なんでも答えてくれるイメージがあります。

塾長

文章を作るのは得意ですよ。ただ、まちがったことを自信たっぷりに書くこともあります。得意と苦手を知っておけば、こわくありません。

✓この記事でわかること
  • 文章を作るAI(生成AI)とはどんなものか
  • ライターの仕事で、AIに手伝ってもらえること
  • AIが苦手なことと、最初に使うAIの選び方・始め方

文章を作るAIは、お願いに文章で答えてくれる

この塾で「AI」と呼ぶのは、文章のやり取りができる生成AIのことです。生成AIとは、質問やお願いに合わせて、文章などを新しく作ってくれるAIです。代表的なものに、次の3つがあります。

ChatGPT

OpenAIという会社のAI

Gemini

Googleが作っているAI

Claude

Anthropicという会社のAI

どれも、画面の入力欄に文章を打ちこむと、文章で答えが返ってきます。

用語:プロンプト

AIへのお願いの文章のこと。書き方は3本目の記事で取り上げるので、今は名前だけ覚えておけば大丈夫です。

ライターの仕事で、AIに手伝ってもらえること

AIは、言葉を組み立てる作業が得意です。ライターの仕事なら、次のような作業を手伝ってもらえます。

【図解】AIに手伝ってもらうこと・自分でやること
作業手伝ってもらうこと
構成のたたき台見出しの案を出してもらう
下書き構成案をもとに、本文の下書きを書いてもらう
言いかえわかりにくい文を、やさしい言葉にしてもらう
見直し書いた文章のおかしなところを指摘してもらう
調べものの入り口
  • 知らない言葉の意味を聞く
  • 調べる手がかりを聞く
言いかえのお願いの例

次の文を、中学生にもわかる言葉に直してください。(直したい文を貼りつける)

試すのは、次の記事「AIを使う前の約束ごと」を読んでからにしましょう。

AIが苦手なのは、事実の正確さと体験

AIは、もっともらしい文章を作るのは得意です。Googleの公式の案内によると、生成AIは、続きそうな言葉を予測して文章を作るしくみです。検索して答えるサービスもありますが、その場合も、答えが正しいとは限りません。

AIが苦手なこと
  • 数字・制度・法律:まちがいや、古い情報がまじることがある
  • 最新の情報:AIが知らない新しい出来事には、正しく答えられないことがある
  • 体験:AI自身には、実際に使ったり現場を見たりした経験がない

このため、AIの答えは、そのまま使わないのが基本です。AIが答えた数字・制度・法律・最新の情報は、一次情報で確かめましょう。体験談には、自分が実際に経験したことだけを書きます。確かめ方は、5本目の「AIの間違いの見つけ方」で説明します。

ねねさん

書いてくれるのに、そのままは使えないんですね。

塾長

そうなんです。AIは下ごしらえの係で、仕上げるのは自分。この分け方を覚えておけば、うまく付き合えますよ。

最初に使うAIは、1つにしぼる

3つのAIは、どれも無料で使い始められます。最初は1つにしぼって、慣れるのがおすすめです。

無料3つとも無料で使い始められる
1つ最初は1つにしぼって慣れる
Claude迷ったらここから

迷ったら、Claudeから始めてみましょう。僕も、ふだんの仕事でClaudeを使っています。STEP 01で作った副業用のGoogleアカウントで登録できます。

Claudeのチャットを使い始める手順は、次のとおりです。

  1. ブラウザで「claude.ai」を開く
  2. Googleアカウントでログインする方法を選び、副業用のアカウントでログインする
  3. 初めてのときは、スマホの電話番号を入れ、ショートメッセージで届いた6桁の確認コードを入力する
  4. 文章を打ちこむ入力欄が出たら、準備は完了

電話番号は、登録したあとで変えられません。登録する前に、次の2つを確かめましょう。

  • ずっと使うスマホの番号になっている
  • 固定電話の番号ではない(固定電話では登録できない)

登録まで済ませたら、実際に使うのは次の記事を読んでからにしましょう。

慣れてきたら、パソコンの作業そのものを手伝ってもらう「Claude Code」という使い方もあります。有料のプランが必要なので、今は名前を覚えておくだけで大丈夫です。

!使い始める前に
  • 無料の範囲は、使える回数や機能に限りがある
  • 有料のプランは、必要になってから考える

まとめ

この記事のまとめ
  • この塾で使うAIは、文章のやり取りができる生成AI。ChatGPT・Gemini・Claudeなど
  • 構成のたたき台・下書き・言いかえ・見直し・調べものの入り口を手伝ってもらえる
  • 数字・制度・最新の情報・体験は苦手。そのまま使わず、自分で確かめて仕上げる
  • 最初は1つにしぼる。迷ったら、副業用のGoogleアカウントでClaudeから
塾長

次は、AIを使う前に知っておきたい約束ごとです。入れてはいけない情報と、確かめておく設定を見ていきましょう。

次の記事「AIを使う前の約束ごと」へ進む

羽柴 文吾
この記事を書いた人
羽柴 文吾

Webディレクター・ライター。リフォームのWebメディアのディレクションや、未経験ライターの育成を担当しています。

プロフィールを読む →

どこから読めばいいか迷ったら

はじめての方へ →