STEP 05では、AIに仕事を手伝ってもらう方法を学びます。最初に、AIが得意なことと苦手なことを知っておきましょう。この記事では、ライターの仕事でAIに頼れる作業と、自分でやる作業を説明します。
AIって、なんでも答えてくれるイメージがあります。
文章を作るのは得意ですよ。ただ、まちがったことを自信たっぷりに書くこともあります。得意と苦手を知っておけば、こわくありません。
- 文章を作るAI(生成AI)とはどんなものか
- ライターの仕事で、AIに手伝ってもらえること
- AIが苦手なことと、最初に使うAIの選び方・始め方
文章を作るAIは、お願いに文章で答えてくれる
この塾で「AI」と呼ぶのは、文章のやり取りができる生成AIのことです。生成AIとは、質問やお願いに合わせて、文章などを新しく作ってくれるAIです。代表的なものに、次の3つがあります。
OpenAIという会社のAI
Googleが作っているAI
Anthropicという会社のAI
どれも、画面の入力欄に文章を打ちこむと、文章で答えが返ってきます。
AIへのお願いの文章のこと。書き方は3本目の記事で取り上げるので、今は名前だけ覚えておけば大丈夫です。
ライターの仕事で、AIに手伝ってもらえること
AIは、言葉を組み立てる作業が得意です。ライターの仕事なら、次のような作業を手伝ってもらえます。

| 作業 | 手伝ってもらうこと |
|---|---|
| 構成のたたき台 | 見出しの案を出してもらう |
| 下書き | 構成案をもとに、本文の下書きを書いてもらう |
| 言いかえ | わかりにくい文を、やさしい言葉にしてもらう |
| 見直し | 書いた文章のおかしなところを指摘してもらう |
| 調べものの入り口 |
|
次の文を、中学生にもわかる言葉に直してください。(直したい文を貼りつける)
試すのは、次の記事「AIを使う前の約束ごと」を読んでからにしましょう。
AIが苦手なのは、事実の正確さと体験
AIは、もっともらしい文章を作るのは得意です。Googleの公式の案内によると、生成AIは、続きそうな言葉を予測して文章を作るしくみです。検索して答えるサービスもありますが、その場合も、答えが正しいとは限りません。
- 数字・制度・法律:まちがいや、古い情報がまじることがある
- 最新の情報:AIが知らない新しい出来事には、正しく答えられないことがある
- 体験:AI自身には、実際に使ったり現場を見たりした経験がない
このため、AIの答えは、そのまま使わないのが基本です。AIが答えた数字・制度・法律・最新の情報は、一次情報で確かめましょう。体験談には、自分が実際に経験したことだけを書きます。確かめ方は、5本目の「AIの間違いの見つけ方」で説明します。
書いてくれるのに、そのままは使えないんですね。
そうなんです。AIは下ごしらえの係で、仕上げるのは自分。この分け方を覚えておけば、うまく付き合えますよ。
最初に使うAIは、1つにしぼる
3つのAIは、どれも無料で使い始められます。最初は1つにしぼって、慣れるのがおすすめです。
迷ったら、Claudeから始めてみましょう。僕も、ふだんの仕事でClaudeを使っています。STEP 01で作った副業用のGoogleアカウントで登録できます。
Claudeのチャットを使い始める手順は、次のとおりです。
- ブラウザで「claude.ai」を開く
- Googleアカウントでログインする方法を選び、副業用のアカウントでログインする
- 初めてのときは、スマホの電話番号を入れ、ショートメッセージで届いた6桁の確認コードを入力する
- 文章を打ちこむ入力欄が出たら、準備は完了
電話番号は、登録したあとで変えられません。登録する前に、次の2つを確かめましょう。
- ずっと使うスマホの番号になっている
- 固定電話の番号ではない(固定電話では登録できない)
登録まで済ませたら、実際に使うのは次の記事を読んでからにしましょう。
慣れてきたら、パソコンの作業そのものを手伝ってもらう「Claude Code」という使い方もあります。有料のプランが必要なので、今は名前を覚えておくだけで大丈夫です。
- 無料の範囲は、使える回数や機能に限りがある
- 有料のプランは、必要になってから考える
まとめ
- この塾で使うAIは、文章のやり取りができる生成AI。ChatGPT・Gemini・Claudeなど
- 構成のたたき台・下書き・言いかえ・見直し・調べものの入り口を手伝ってもらえる
- 数字・制度・最新の情報・体験は苦手。そのまま使わず、自分で確かめて仕上げる
- 最初は1つにしぼる。迷ったら、副業用のGoogleアカウントでClaudeから
次は、AIを使う前に知っておきたい約束ごとです。入れてはいけない情報と、確かめておく設定を見ていきましょう。




