記憶の概念がゴロっと変わる
- Q.記憶力の低下は老化現象なのか?
- A.脳の仕組みが変わっただけ
「え?いつまで学生時代と同じ勉強法やってんの?」
この言葉に衝撃をうけ、手に取った。
いまだに本を読みながら付箋をはり、要点をノートに書きだしてる。
でもまったく記憶には定着しない。
50歳にもなると、知力も体力も衰えるのは当然だと思ってた。だからこの本を読んで目からうろこがボロボロと落ちたんです。
脳細胞は年齢とともに減っていくけど、記憶という機能は脳の一部でしかない。思考・理解・感情・伝達・運動・視覚・聴覚に記憶をくわえた8つの機能をつなぐネットワーク。
ネットワークの構築は年齢をかさねるほど積みあがっていく。つまり、50歳って新しいことを勉強するには最適な年齢。
しかも、脳機能の格差は使っているかどうかで広がる一方になる年齢。
使ってないとマズいですよね。ボケるのは絶対に避けたい!
「脳の成長は、いくつになっても右肩上がり」
この言葉にめっちゃ勇気をもらえました。
こんな方に読んでほしい!
- 効率よく勉強したい
- 歳をとっても若々しいと言われたい
- 頭が固いとバカにされたくない
50代だけでなく、脳の仕組みが変わる30代以降の方にもおススメです!
ここから先は備忘録で書きます。ネタバレも含まれるので、本を楽しみたい方は見ないでくださいね。
根拠
- 脳の仕組みが変わる
- 脳は死ぬまで成長する
- 実行力・判断力は50代がピーク
脳が記憶する仕組みは、20代までは耳から入った音で記憶するのに対し、それ以降は意味を理解して記憶する。
たしかに学生の時は、書いたり声に出して覚えてたなぁ。
30代になると理解系が発達しはじめ、学生時代の勉強法では覚えられなくなる。分析力・理解力は40代、実行力・判断力は50代でピークをむかえる。
脳は使い続けると死ぬまで成長する。逆に使わないと退化していき、50代から脳の格差がどんどん広がっていく。
ボケたくない人は今から動かしましょうね(笑)
具体的には?
- 学生脳より大人脳のほうが高性能
- 脳力をあげるのはネットワーク
- 脳は「なまけもの」「飽きっぽい」「洗脳される」
思考系や理解系などの機能は30代以降にピークをむかえる。本来の力を発揮するのは歳をかさねてから。
記憶力の低下には理由がいろいろある。ストレスや睡眠不足など。しかし、大人脳になっているのに学生脳と同じ使い方をしてる場合はそれが原因。
年齢とともに脳細胞は減少する。しかし脳力をあげるのは細胞同士をつなぐネットワーク。このネットワークを広げるには経験が必要になる。なので年齢をかさねると脳はいい状態になる。
脳はエネルギーの消費量が高い。生存本能が脳をはたらかせないように指令をだす。だから「なまけもの」「飽きっぽい」「洗脳される」。
この前提を理解するべき。意識しなければ、人は思考停止になっていく。
自分に落とし込む
- 「ワクワク」「分かった」で記憶する
- 違うことをやる
- 運動と睡眠
「みんなが知らない事を覚えてドヤってやる」みたいに勉強を楽しみながらやる。
「なるほど、そうか!」と理解できたとき記憶に残る。
いつも同じことばかりだと、使わない機能が眠ってしまう。たまに違うことをやると、寝てる機能が刺激され脳全体が活性化する。
運動は脳を強制的に活性化させる。散歩だけでも効果大。
睡眠は一番重要!記憶は睡眠中に定着するので、十分な時間を確保する。
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