原稿を納品すると、取引先から修正のお願いが届くことがあります。そのやり取りでよく使われるのが、Googleドキュメントの「提案モード」と「コメント」です。この記事では、2つの機能の使い方を、画面の画像と一緒に説明します。
「提案モードで直してください」と言われたら、どうすればいいんですか?
ボタンを1つ切り替えるだけですよ。いつもどおり書けば、直したところが「案」として残ります。
- 提案モードのしくみと、切り替え方
- 届いた提案の受け入れ方・断り方
- コメントの付け方・返し方・終わらせ方
提案モードとは
提案モードは、元の文を残したまま、直したいところを「案」として書き込むモードです。直したところは、次のように見えます。
| 直し方 | 画面での見え方 |
|---|---|
| 消した文字 | 取り消し線が引かれる |
| 足した文字 | 色が付く |
直した案を受け入れるか断るかは、あとから選べるのが特長です。
元の文が、その場で書き換わってしまう
どこをどう直したかが、相手にもひと目でわかる
提案モードに切り替える
画面の右上にある鉛筆の形のアイコンを押すと、3つのモードが出てきます。「提案」を選べば、提案モードに切り替わります。

| モード | できること |
|---|---|
| 編集 | ドキュメントを直接直す |
| 提案 | 直したいところを案として書き込む |
| 閲覧 | 直さずに読む |
提案を書き込む
提案モードにしたら、いつもどおり文字を消したり、足したりします。直したところは色が変わり、画面の右側に提案のカードが出ます。何を消したか、何を足したかは、カードを見ればひと目でわかるでしょう。

取引先の原稿を直すときは、まず提案モードになっているか確かめてくださいね。編集モードのままだと、元の文がそのまま書き換わってしまいます。
届いた提案を、受け入れる・断る
今度は、自分の原稿に取引先が提案を書き込んでくれたときです。カードの右上のマークで、受け入れるか断るかを選べます。
← 横にスクロールできます →
| マーク | すること | 押したあと |
|---|---|---|
| チェック | 受け入れる(承認) | 提案どおりに文が直る |
| バツ | 断る(拒否) | 元の文に戻る |
ただし、取引先から「受け入れてください」と頼まれていないときは、自分で判断せずに確かめましょう。
まとめて受け入れる・断る
提案がたくさんあるときは、まとめて処理する方法もあります。上のメニューの「ツール」から「編集の提案を確認」を選びましょう。出てきた画面で「すべて適用」か「すべてを拒否」を押します。

- 取引先から「提案は残しておいてください」と言われたら、受け入れも断りもしない
- 「すべて適用」も「すべてを拒否」も、先にすべての提案の中身を確かめてから押す
コメントを付ける・返す・終わらせる
文の横に付けられるメモです。「ここは数字を確かめてください」のように、直す前に相談したいときに使います。
コメントを付ける
コメントしたい文字を選んで、ツールバーの「コメントを追加」を押します。キーなら、Windowsは「Ctrl+Alt+M」、Macは「⌘+option+M」です。入力欄に書いたら、「コメント」を押して付けましょう。

返信する・終わらせる
届いたコメントには、カードの入力欄に書いて「返信」で返事ができます。話がついたら、カードの右上の「解決」を押しましょう。カードが消えて、コメントは終わった扱いになります。
- 「解決」は話がついた印。直す作業が終わったかどうかとは別
- 頼まれた修正は、本文で済ませてから「解決」を押す
あとで見返したいときは、右上の「コメント」から解決済みのコメントも開けます。
コメントで聞いてから直せば、行き違いが減りそうですね。
そのとおりです。迷ったら、直す前にコメントで聞くのがいちばん安全ですよ。
まとめ
- 提案モードは、元の文を残したまま直したいところを案として書き込むモード
- 右上の鉛筆のアイコンから「提案」を選んで切り替える
- 届いた提案は、チェックで受け入れ、バツで断る
- まとめて処理するなら「ツール」→「編集の提案を確認」
- コメントは文字を選んで「コメントを追加」。話がついたら「解決」
次は、表を作るツールのスプレッドシートです。構成案や作業の記録に使いますよ。




