副業でライターの仕事をすると、表の形の資料を受け取ることがあります。記事の構成案や、仕事の一覧表などです。こうした表の多くは、Googleスプレッドシートで作られています。この記事では、最初に覚えておきたい基本を、画面の画像と一緒に説明します。
表計算って、難しい計算をするものだと思っていました。
ライターの仕事で最初に覚えるのは、「表を見る・書く」です。計算は、まずは文字数を数えるくらいで十分ですよ。
- セル・行・列の見方
- 文字の入れ方と、シートの切り替え方
- 見出しの行を固定する方法と、文字数の数え方
画面の見方:セル・行・列
スプレッドシートは、小さなマス目が並んだ表です。このマス目1つを「セル」といいます。
| 名前 | 見分け方 |
|---|---|
| 行 |
|
| 列 |
|
セルの場所は、列のアルファベットと行の番号を組み合わせて呼びます。
左上の欄には、いま選んでいるセルの場所が出ます。
文字を入れる・直す
練習は、自分用の新しいスプレッドシートでしましょう。Googleドライブの「新規」から「Googleスプレッドシート」を選ぶと作れます。
セルをクリックして文字を打ち、「Enter」で確定します。押すキーによって、移る先が変わる仕組みです。
| 押すキー | 移る先 |
|---|---|
| 「Enter」 | 下のセル |
| 「Tab」 | 右のセル |
中身が置き換わる
一部だけ直せる
間違えたときは、「元に戻す」(Windowsは「Ctrl+Z」、Macは「⌘+Z」)で戻せます。
シート(タブ)を切り替える
画面の下には、「シート1」のような名前のタブが並んでいます。1つのファイルの中に、いくつもの表を入れておけるのです。構成案のファイルでは、記事ごとや作業ごとにシートが分かれていることがよくあります。

タブをクリックすると、そのシートに切り替わります。キーなら、次のシートへはWindowsは「Alt+↓」、Macは「option+↓」です。
見出しの行を固定する
表が長くなると、下へ進むうちに一番上の見出しが見えなくなります。見出しが1行目にある表なら、その行を固定しておきましょう。上のメニューの「表示」から「固定」を選び、「1行」を押します。すると、下へ進んでも1行目がずっと上に残ります。

文字数を数える
ライターの仕事では、見出しや文の文字数が決められていることがあります。スプレッドシートなら、関数を使って文字数を数えることもできるのです。
決まった書き方で、計算などをしてくれる式のことです。
たとえば、B2のセルの文字数を数えるなら、空いているセルに「=LEN(B2)」と入れます。先頭の「=」を忘れると、ただの文字として入ってしまうので気をつけましょう。

上の画像では、C2のセルに「=LEN(B2)」を入れています。B2の「副業を始める前に決めておく3つのこと」が、18字と数えられているのがわかるでしょう。
空白(スペース)も1字として数えられます。
「=LEN(…)」だけ覚えておくと、文字数の決まりがある仕事でぐっと楽になりますよ。
取引先のシートで気をつけること
取引先のシートに書き込むときは、自分で作った表とは違う気づかいが要ります。
- 書き込んでよいセルや列が決まっていることが多い。指示を先に読む
- 指定された欄のほかは書き換えない(見た目は数字でも、関数が入っていることがある)
- 迷ったら、書き込む前に取引先に聞く(コメントの付け方は前の記事で説明しています)
うっかり数式を消しちゃいそうで、ちょっと怖いです…。
消した直後なら、「元に戻す」で戻せます。あとで気づいたときは、自分で直そうとせずに取引先に知らせてくださいね。
まとめ
- マス目1つがセル。場所は「C2」のように列と行で呼ぶ
- Enterで下へ、Tabで右へ。一部を直すならダブルクリック
- 下のタブでシートを切り替え、「表示」→「固定」で見出しの行を残す
- 文字数は「=LEN(セル)」で数えられる
- 取引先の表は、指定された欄にだけ書く。迷ったら書く前に聞く
次は、ファイルの置き場所のGoogleドライブです。ファイルが増えても迷わない整理のしかたを見ていきましょう。




