04 SEOの基礎

上位の記事の読み方|見出しを並べて比べ、「書くこと」を決める

羽柴 文吾公開 2026.10.31約3分で読めます
上位の記事の読み方

検索の上位に出てくる記事は、読者が求めている答えを考える手がかりになります。上位の記事を比べれば、自分の記事に何を書けばよいかが見えてくるはずです。この記事では、上位の記事の読み方と、比べ方のコツを説明します。

ねねさん

ほかの人の記事を読むのは、まねをするみたいで気が引けます…。

塾長

まねをするために読むのではありませんよ。読者が何を求めているかを知って、それより役に立つ記事を書くために読むんです。

✓この記事でわかること
  • 上位の記事を読む理由と、読む本数の目安
  • 見出しを並べて比べる方法
  • 上位の記事を読むときに気をつけること

上位の記事は、少なくとも5本読む

上位の記事は、少なくとも5本読みましょう。まずは、自分が書く記事のメインキーワードで検索します。Googleは、読者の役に立つ記事を上のほうに表示しようとしているからです。上位の記事を何本か読むと、読者が求めている答えの全体像がつかめます。

STEP 03の「読者に寄り添う文章」で、「上位の記事を少なくとも5本読む」とお話ししました。ここでは、その読み方をくわしく見ていきます。順番は、次の3つです。

1. 選ぶ上位の記事を5本選ぶ
2. 比べる見出しを並べて比べる
3. 読む本文を読む
!広告は数に入れない
  • 検索結果のいちばん上には、「スポンサー」と書かれた広告が出ることがある
  • 広告は順位とは別のもの。その下に並ぶ記事から5本選ぶ

5本の中には、内容が薄い記事や、読みにくい記事がまじることもあります。上位にあるからといって、内容が良いとは限りません。5〜10本に目を通して、参考になる2〜3本にしぼって読み込みましょう。

見出しを書き出して、並べて比べる

上位の記事は、本文より先に見出しを比べます。見出しを見れば、その記事が何の話をどんな順番でしているかがわかるからです。見出しは、記事の本文の見出し(H2とH3)を書き出します。

用語:H2とH3

H2は記事の大きな章の見出し、H3はその中の小さな章の見出しです。STEP 02の「Googleドキュメントの使い方」で設定した「見出し2」「見出し3」にあたります。

くわしくは、次の記事「構成案の作り方」で説明します。

書き出すときは、スプレッドシートに記事ごとに1列ずつ使い、横に並べると比べやすいでしょう。

  1. A列からE列の1行目に、1位から5位の記事のタイトルを1本ずつ書く
  2. 2行目から下に、その記事の見出しを上から順に、1つのセルに1つずつ書く
  3. H3は頭に「・」を付けて、H2と見分けられるようにする
  4. 5本分そろったら、横に見比べて、似た見出しを探す
5本分の見出しを書き写すのは大変では?
ラッコキーワードの「見出し抽出」という機能を使うと、上位の記事の見出しをまとめて取り出せます。
【図解】上位の記事の見出しを並べて比べる
ねねさん

並べてみると、どの記事にも同じような見出しがありそうですね。

塾長

そこに気づけたら上出来です。その「同じような見出し」が、次の章の話につながりますよ。

共通している話と、どこにもない話を探す

見出しを並べたら、次の2つを探します。

見つけた話どうするか
多くの記事に共通している話
  • 読者が知りたいことの候補
  • 自分の読者の悩みに合うかを確かめて入れる
どの記事の見出しにもない話
  • 本文も読んで確かめる
  • それでも足りない話のうち、読者に必要なものは自分の記事で足せる

足せる話の候補になりやすいのが、読者の「次の悩み」に答える話です。

共通している話だけを書くと、上位の記事と同じ内容の記事になってしまいます。Googleの公式の案内でも、独自の情報や分析があるかどうかが、役に立つ記事かを見分ける問いの一つです。読者に必要な話を足せると、ほかの記事にない価値が生まれます。

上位の記事を読むときに気をつけること

上位の記事は、あくまで参考です。読むときは、次の3つに気をつけましょう。

!注意
  • 文章を写さない:他人の文章や特徴のある言い回しを、そのまま使わない。情報はおおもとで確かめ、自分の読者に合わせて書く
  • 上位の記事が正しいとは限らない:数字や制度は、国やメーカーなどの公式の情報で確かめる
  • 見出しの順番までまねしない:順番は、自分の記事の読者に合わせて決める

文章を写すと、著作権の問題になることがあります。取引先によっては、ほかの記事と似ていないかをツールで調べてから受け取るところもあります。

塾長

読んだら一度画面を閉じて、自分の言葉でメモする。この習慣をつけると、写してしまうのを防ぎやすくなります。書いたあとに、元の記事と似すぎていないかも見直しましょう。

まとめ

この記事のまとめ
  • メインキーワードで検索し、上位の記事を少なくとも5本選ぶ。広告は数に入れない
  • 本文より先に見出しを書き出して、並べて比べる
  • 共通している話は読者の悩みに合うかを確かめて入れ、足りない話で価値を足す
  • 文章は写さない。数字や制度は公式の情報で確かめる。見出しの順番は自分の読者に合わせる
塾長

次は、いよいよ構成案の作り方です。調べたことを、記事の設計図にまとめていきましょう。

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羽柴 文吾
この記事を書いた人
羽柴 文吾

Webディレクター・ライター。リフォームのWebメディアのディレクションや、未経験ライターの育成を担当しています。

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