検索の上位に出てくる記事は、読者が求めている答えを考える手がかりになります。上位の記事を比べれば、自分の記事に何を書けばよいかが見えてくるはずです。この記事では、上位の記事の読み方と、比べ方のコツを説明します。
ほかの人の記事を読むのは、まねをするみたいで気が引けます…。
まねをするために読むのではありませんよ。読者が何を求めているかを知って、それより役に立つ記事を書くために読むんです。
- 上位の記事を読む理由と、読む本数の目安
- 見出しを並べて比べる方法
- 上位の記事を読むときに気をつけること
上位の記事は、少なくとも5本読む
上位の記事は、少なくとも5本読みましょう。まずは、自分が書く記事のメインキーワードで検索します。Googleは、読者の役に立つ記事を上のほうに表示しようとしているからです。上位の記事を何本か読むと、読者が求めている答えの全体像がつかめます。
STEP 03の「読者に寄り添う文章」で、「上位の記事を少なくとも5本読む」とお話ししました。ここでは、その読み方をくわしく見ていきます。順番は、次の3つです。
- 検索結果のいちばん上には、「スポンサー」と書かれた広告が出ることがある
- 広告は順位とは別のもの。その下に並ぶ記事から5本選ぶ
5本の中には、内容が薄い記事や、読みにくい記事がまじることもあります。上位にあるからといって、内容が良いとは限りません。5〜10本に目を通して、参考になる2〜3本にしぼって読み込みましょう。
見出しを書き出して、並べて比べる
上位の記事は、本文より先に見出しを比べます。見出しを見れば、その記事が何の話をどんな順番でしているかがわかるからです。見出しは、記事の本文の見出し(H2とH3)を書き出します。
H2は記事の大きな章の見出し、H3はその中の小さな章の見出しです。STEP 02の「Googleドキュメントの使い方」で設定した「見出し2」「見出し3」にあたります。
くわしくは、次の記事「構成案の作り方」で説明します。
書き出すときは、スプレッドシートに記事ごとに1列ずつ使い、横に並べると比べやすいでしょう。
- A列からE列の1行目に、1位から5位の記事のタイトルを1本ずつ書く
- 2行目から下に、その記事の見出しを上から順に、1つのセルに1つずつ書く
- H3は頭に「・」を付けて、H2と見分けられるようにする
- 5本分そろったら、横に見比べて、似た見出しを探す

並べてみると、どの記事にも同じような見出しがありそうですね。
そこに気づけたら上出来です。その「同じような見出し」が、次の章の話につながりますよ。
共通している話と、どこにもない話を探す
見出しを並べたら、次の2つを探します。
| 見つけた話 | どうするか |
|---|---|
| 多くの記事に共通している話 |
|
| どの記事の見出しにもない話 |
|
足せる話の候補になりやすいのが、読者の「次の悩み」に答える話です。
共通している話だけを書くと、上位の記事と同じ内容の記事になってしまいます。Googleの公式の案内でも、独自の情報や分析があるかどうかが、役に立つ記事かを見分ける問いの一つです。読者に必要な話を足せると、ほかの記事にない価値が生まれます。
上位の記事を読むときに気をつけること
上位の記事は、あくまで参考です。読むときは、次の3つに気をつけましょう。
- 文章を写さない:他人の文章や特徴のある言い回しを、そのまま使わない。情報はおおもとで確かめ、自分の読者に合わせて書く
- 上位の記事が正しいとは限らない:数字や制度は、国やメーカーなどの公式の情報で確かめる
- 見出しの順番までまねしない:順番は、自分の記事の読者に合わせて決める
文章を写すと、著作権の問題になることがあります。取引先によっては、ほかの記事と似ていないかをツールで調べてから受け取るところもあります。
読んだら一度画面を閉じて、自分の言葉でメモする。この習慣をつけると、写してしまうのを防ぎやすくなります。書いたあとに、元の記事と似すぎていないかも見直しましょう。
まとめ
- メインキーワードで検索し、上位の記事を少なくとも5本選ぶ。広告は数に入れない
- 本文より先に見出しを書き出して、並べて比べる
- 共通している話は読者の悩みに合うかを確かめて入れ、足りない話で価値を足す
- 文章は写さない。数字や制度は公式の情報で確かめる。見出しの順番は自分の読者に合わせる
次は、いよいよ構成案の作り方です。調べたことを、記事の設計図にまとめていきましょう。




