「副業を始めたい」と思っても、何から決めればいいのか迷いますよね。この記事では、副業を始める前に決めておきたい「目的・時間・お金」の3つを、順番に説明します。最後に書き込みシートも用意しました。読みながら、ご自分の答えを書き出してみてください。
副業を始めたいんです。でも、何から決めればいいのかわからなくて…。
大丈夫ですよ。始める前に、3つだけ決めておきましょう。
- 副業を始める前に決めておきたい3つのこと
- 一歩目が出ないときの考え方
- 必要なお金を、副業の前に用意する方法
塾長も、一歩目までに1年かかった
いまはWebディレクターとして働く僕も、最初から動けたわけではありません。パソコンを買ってから、本当に動き出すまでに約1年かかりました。
ライターになろうと、まずパソコンを買いました。ところが、何から手をつければいいのかわかりません。いろいろ調べるうちに、調べるだけで「やった気」になっていました。
仕事を探せるサイトの、クラウドワークスとランサーズにも登録しました。でも、仕事に応募できなかったのです。断られるのが怖い。ちゃんと仕事ができるかも不安でした。
それならブログを始めよう、と考えました。ブログなら、自分1人で完結できます。ただ、僕がやりたかった形のブログは、サーバーとテーマの購入で数万円かかります。成功する未来が見えず、そのお金を払えませんでした。
サーバーはブログを置く場所、テーマはデザインのひな形です。
調べてばかりで、応募もできず、お金も出せない。そんな1年でした。
塾長もですか。私も調べてばかりで、まだ何もしていません…。
転機は、1冊の本でした。大平信孝さんの『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』(かんき出版)です。この本で、新しいことにチャレンジできないのは「脳のせい」だと知りました。そして、パソコンを買ってから1年後に、サーバーとテーマを購入しました。そこから、いろいろと動き始めたのです。
一歩目が出ないのは、あなたの気持ちが弱いからではありません。
この記事では、怖いままでも動きやすくなるように、始める前に決めておきたい3つを紹介します。

決めておくこと① 何のために始めるのか
最初に決めたいのは、副業を始める目的です。目的が決まっていないと、何を調べればいいのかも決まりません。
目的は「お金」だけでなくてよい
副業というと、収入を増やすことが目的だと思いがちです。でも、目的はそれだけではありません。
- 家計の足しにしたい
- 子どもの手が離れたので、自分の時間を使いたい
- 定年の後も続けられる仕事を持ちたい
- 人の役に立っている実感がほしい
どれも立派な目的です。いくつあってもかまいません。いちばん大事なものを、自分の言葉で一言にしておきましょう。
Webライターという副業のいいところ
この塾では、副業の中でもWebライターの始め方を紹介していきます。Webライターは、Webサイトに載る記事を書く仕事です。目的を考える材料として、いいところも知っておきましょう。
家にいながら仕事ができる
顔や声を出さずに進められる仕事が多い
体調の波や家族の予定に合わせやすい
手持ちのパソコンがあれば、大きなお金をかけずに始められる
最初の目標は、怖くないくらい小さく
目的が決まったら、最初の目標を決めます。ポイントは、怖くないくらい小さくすることです。大きな目標は、最初の一歩を重くしてしまいます。
たとえば、次のような目標なら今日からでも動けます。
- 仕事を探せるサイトをのぞいて、どんな仕事があるか見てみる
- 気になる仕事を3つ選んで、メモしておく
- 仕事を探せるサイトに、無料で登録してみる
僕は応募のボタンが押せませんでした。最初は「受かる」を目標にしなくていいんです。小さな一歩を重ねて、慣れてから「1件応募する」で十分ですよ。
決めておくこと② 週に何時間使えるか
2つ目は、副業に使える時間です。家事や仕事の合間に進めるなら、時間の置き場所を先に決めておきましょう。
1週間の予定を書き出してみる
まずは、ふだんの1週間の予定を書き出してみます。仕事や家事、通院など、決まっている予定を先に埋めましょう。すると、空いている時間が目で見えてきます。
「毎日少し」より「この曜日のこの時間」
忙しい日は後回しになりがち
たとえば「火曜と木曜の夜8時から9時」
シフトなどで毎週同じにできない人は、週の初めにその週の時間を決めればOKです。家族にも伝えておくと、その時間を守りやすくなります。
決めた時間は、調べるだけで終わらせないのがコツです。調べたら、わかったことを1行だけメモに残しましょう。それだけでも、やった気になるだけの時間が減ります。
調べるのって楽しいから、つい続けちゃうんですよね。
わかります。僕もそうでした。だから、1行のメモだけでいいんです。
決めておくこと③ 何にお金をかけ、どう用意するか
3つ目は、お金の使い方です。副業には、お金をかけずに始められるものもあります。それでも、必要なものにはお金をかけていいのです。
必要な道具には、お金をかける
副業によっては、始めるのに道具が必要です。たとえばライターなら、パソコンがあると仕事がしやすくなります。まずは、手持ちの道具で足りるかを確かめましょう。足りないものがわかったら、そこに予算の上限を決めておきます。上限があれば、払うときに迷いにくくなります。
僕は、やりたかったブログのサーバーとテーマの数万円が出せず、1年迷いました。
何が必要か、まだわからなくても大丈夫です。パソコンやツールのことは、次の STEP 02 で説明します。
高額な講座や「簡単に稼げる」話には気をつける
一方で、気をつけたいお金の使い方もあります。
- 何十万円もする講座や教材
- 「スマホだけで簡単に稼げる」とうたう話
- 仕事を紹介する代わりに、教材代や登録料を先に払わせる話
迷ったときは、すぐに払わずに、家族や信頼できる人に相談しましょう。
近くの消費生活センターなどの相談窓口を案内してもらえます。
相談は無料です。ただし、通話料はかかります。
誘い文句の見分け方は、副業の詐欺・高額講座の見分け方でくわしく説明します。
元手は「セルフアフィリエイト」で作る方法も
必要なお金を、副業を始める前に用意する方法もあります。そのひとつが、セルフアフィリエイトです。
広告の商品やサービスを自分で申し込み、報酬を受け取る仕組みです。
A8.netなどのASP(広告を仲介する会社)に無料で登録して使います。呼び方は会社によって違い、A8.netでは「セルフバック」と呼ばれています。
クレジットカードの発行や、サービスへの申し込みなどが対象です。もともと使う予定のものを選び、払うお金と報酬を比べましょう。報酬のほうが多ければ、道具の費用の足しにできます。なお、セルフアフィリエイトは必須ではありません。使わなくても副業は始められます。
- 多くの場合、申し込めるのは1つの商品につき1回までです
- 家族や友人が申し込んでも、あなたの報酬にはなりません
- 報酬だけを目当てにした申し込みや、買った商品の転売を禁じている案件もあります
- 年会費や毎月の料金は、申し込む前に確かめましょう
- クレジットカードは、短い期間に何枚も申し込まないようにしましょう
- 報酬の確定や振り込みまで、数か月かかることもあります
- 申し込んでも、必ず報酬が出るとは限りません
- 申し込む前に、報酬がもらえる条件と、もらえなくなる条件を確かめましょう
クレジットカードを作るのは、ちょっと不安です…。
無理に使わなくて大丈夫ですよ。使うなら、入金されるまでは当てにしないでくださいね。
3つを書き出して、次の一歩へ
ここまでの3つを、下のシートに書き出してみましょう。頭の中で考えるだけより、書いたほうが迷いにくくなります。
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| 決めること | 考えるヒント | わたしの答え |
|---|---|---|
| ① 何のために始めるか |
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| ① 最初の小さな目標 | 「仕事を探せるサイトをのぞく」くらいで十分 | |
| ② 副業に使う時間 |
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| ③ お金をかけるもの |
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| ③ 払う前に立ち止まるもの |
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仕事を受ける前に、次の3つも確かめておきましょう。
パートやアルバイトでも、就業規則に副業の決まりがあることがあります
話すかどうか、いつ話すかは自分で決めてかまいません。話すなら、使う時間とお金のことを伝えておくと安心です
副業の収入によっては、確定申告が必要になります(くわしくは下の記事で説明します)
税金のことは、副業の20万円ルールと住民税で説明しています。
まとめ
- 副業を始める前に「目的・時間・お金」の3つを決めておく
- 目的はいくつあってもよい。最初の目標は、怖くないくらい小さく
- 時間は「この曜日のこの時間」で決め、調べるだけで終わらせない
- 必要なものにはお金をかける。手持ちで足りるかを確かめ、予算の上限を決めておく
- 高額な講座や「簡単に稼げる」話には気をつける
怖いままで大丈夫です。3つを決めたら、次はお金の話の続きです。詐欺の見分け方と税金を、先に知っておきましょう。
シートを書いたら、次の記事も読んでみます!




