こんな人におすすめの本です!
- 信頼され仕事で成果を出したい
- 考えが浅いとバカにされたくない
- ぐうの音が出ないほど嫁を論破したい
この本の主張
Q.頭のいい人は才能なのか?
A.やり方さえ知れば誰でもなれる
「頭のいい人」に憧れませんか?
- 論理的思考
- 適切な言語化
- 分かりやすい説明
スマートでかっこいいですよね!
「この本を読めば誰でも頭のいい人になれる」
この言葉で迷わず購入しちゃいました!
第1部に「7つの黄金法則」
ここで「頭のいい人」とはどんな人をなのかを定義し、いつも意識しておく心構えが7つ紹介されてます。
第2部に「5つの思考法」
具体的に「なにをどのように」考えているかが5つ紹介され、思考の深め方を教えてくれます。
この2部構成に「話すたびに頭が良くなるシート」という要約シートの付録付き。「読み返す必要のない本」がコンセプトになっています。
まさに至れり尽くせり。
あまりの面白さに2日で読了しました。
もちろん「頭のいい人」になりたいという強い気持ちがあるからですが、文章が読みやすく具体例を会話形式にしてるなど一気に読める構成になってます。
読み終えたあと「これで頭のいい人になれる」とマジで感動しますよ!いままで賢いふりをしていたけれど、本当の賢さを手に入れた気がして。
付録の「話すたびに頭が良くなるシート」を切り離し毎朝読み返す。これを習慣にすれば、誰でも「頭のいい人」になれるはず!
ここから先は備忘録として書いています。
ネタバレを含みますので、本を楽しみたい方は読まないでくださいね。
7つの黄金法則
- 怒らない
- 他者を意識する
- ちゃんと考える
- 論破しない
- ちゃんと聞く
- すぐアドバイスしない
- 認める側になる
本に書いてある言葉を自分の言葉にしてみました。
ここから得た僕にとって大事なこと。
- 賢いふりをしない
- なにが本質かを考える
- 徹底した相手目線
「頭のいい人」に憧れるけど、考えが浅いので賢いふりをしてしまう。よく考えもせず薄っぺらい言葉で。なので「頭のいい人」と話すのが嫌なんです。見透かされてしまうのが怖くって。
まずは自分の無知を受け入れること。
「頭のいい人」への第一歩。
本質を知るには、相手がなにを言いたいのか「ちゃんと」聞いて理解すること。事実と意見を分けて整理すると本質が見えてくる。
相手に寄り添い、一緒に考え、答えが出たときに、はじめて信頼され「頭のいい人」と思ってもらえる。
5つの思考法
- 客観視
- 整理
- 傾聴
- 質問
- 言語化
ここからは具体的な方法論。
客観視
- 自分のバイアスを知る
- 言葉を正しく定義する
- 成り立ちを知る
整理
- ちゃんと理解する
- 結論を先に話す
- 事実と意見を分ける
傾聴
- ちゃんと聞く
- 聞く態度
- 整理しながら聞く技術
質問
- 覚えるのはたった5つの質問
- 仮説を立てる
- 教わる技術
言語化
- ○○ではなく△△である
- 言語化はあいさつ
- なんにでも名前をつける
やること多すぎですね!
でもこれを実行すれば賢くなれるのは分かります。
やるべきことは習慣にすること。
次の項で自分に落とし込んでみます。
自分に落とし込む
- 自分のためより相手のため
- 要約シートの活用
- 意識の継続
他人のためにやることが、めぐり巡って自分のためになる。この意識を根っこに持つこと。
まず要約シートを切り取って常に持ち歩く。そして毎朝このシートを読むこと。これを習慣にして心構えと考え方を自分に擦りこむ。
脳は基本的に怠け者。だから考えるを習慣にするのは難しい。なので少しずつ脳を錯覚させる。毎朝「要約シート」を眺めるだけでも、意識が変化していくはず。
参考レビュー
まとめ
なんで「頭のいい人」になりたいのか深堀してみた。
- すごいと言われたい
- ありがとうって言われたい
- 仕事ができると信頼されたい
「あれ?全部他人目線だ」と気づく。
自分の承認欲求は、こんなに高いのかと驚きました。
- 自分の知識をひけらかす
- 言い負かしてやろうとする
- 話を聞きながら自分の言いたいことを考えてる
この本を読んで、自分がやっているなと思ったことです。俯瞰してみると恥ずかしい。
「自分のバカさを知る」
「頭のいい人」になる第一歩かなと。
この本は僕にそれを教えてくれました。
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