初心者が取引所を選ぶとき、仮想通貨の取扱い種類が多いとかレバレッジ取引の有無などは、あまり興味がないですよね。
なので網羅性は無視して、初心者の僕が初心者の目線で見た、メリット・デメリットを紹介したいと思います。
僕が判断する基準にしたのは次の通りです。
- 信用できる企業か。
- ビットコインとイーサリアムが買えるか
- 各種手数料がどれくらいなのか
- アプリの使いやすさ
この記事は完全初心者目線で、コインチェックのメリット・デメリットを解説していきたいと思います。
コインチェックはどんな企業か?
商号 | コインチェック株式会社(英語表記:Coincheck, Inc.) |
住所 | 〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F |
設立 | 2012年8月28日 |
従業員数 | 212名(2022年3月末時点) |
資本金 | 385百万円 |
代表取締役 | 蓮尾聡 |
暗号資産交換業登録 | 関東財務局長 第00014号 |
加入協会 | 一般社団法人 日本暗号資産取引業協会 一般社団法人 日本ブロックチェーン協会 一般社団法人 日本暗号資産ビジネス協会 一般社団法人 FinTech協会 特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会 |
会社公式H.P | コインチェック株式会社 |
コインチェック株式会社は、東証プライム上場企業であるマネックスグループ株式会社の関連企業です。
2018年に外部からのハッキングにより仮想通貨NEMの流出事件を起こしました。
この事件を機にマネックスグループの傘下になり、セキュリティ面が強化された経緯があります。
現在はアプリダウンロード数が4年連続No.1で、520万ダウンロードを突破しました。「※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak」
僕がコインチェックを使って感じた、メリット・デメリットはこちらです。
コインチェックのメリット
スマホアプリが使いやすい
コインチェックを使う上で、スマホアプリの使いやすさは他の会社と比べて頭一つ抜けています。
まず、チャート画面の見やすさ。
朝起きて、ビットコインのチャートを見るのはコインチェックの画面です。
販売所の購入・売却も感覚で分かるようになっています。
初心者が簡単に使えるようになっていて、3年連続ダウンロードNo.1は納得の結果だと思います。
左がコインチェックの画面になります。
販売所で500円から購入できる
ビットコインが500円から購入できるのは非常に魅力的です。
おこづかいで買える金額ですよね。
仮想通貨を購入するのが不安な方でも、これくらいの金額なら触れるきっかけに出来ると思います。
ただし販売所は手数料が無料をうたっていますが、実はスプレッドがかかります。
スプレッドの説明は長くなるのでデメリットのところで解説します。
販売所ではスプレッドがかかるということを覚えておいてください。
取引所の手数料が無料
ここで勘がいい方は「ん?」と思ったのでは?
実は、販売所と取引所が別々にあるんです。
販売所ではスプレッドがかかる。
でも取引所では手数料はかからない。
紛らわしいですよね。
つまり、まとまった金額の仮想通貨を購入するときは、取引所で買うのがお得ということです。
取引所の最小購入金額が0.005BTCなので、現在のレート(1BTC=300万円)で計算すると15000円から購入できるということです。
販売所と取引所の違いを詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
電気・ガス料金でビットコインが貯まる
電気・ガス料金をコインチェックに切り替えると、利用料金の数%分のビットコインがもらえます。
僕は地味にこれが利用する大きなメリットになると思ってます。
なぜなら、ポイントと違って有効期限がなく、発行枚数が決まっているビットコインが手に入るんです。
これを積立のように放置しているだけで、10年後を考えてみてください。
仮に月に300円だとして1年間で3600円。
10年後は36000円ですが、ビットコインはこれから価格の上昇が期待されています。
10倍、もしくはそれ以上…想像したらワクワクしませんか?(笑)
ただしガスに関しては、関東圏の都市ガス世帯と限定的なので、今後の拡大に期待しています。
コインチェックのデメリット
取引所でイーサリアムが買えない
手数料が無料の取引所でビットコインは買えますが、イーサリアムは買えません。
イーサリアムはNFTを購入するときに利用されるので、NFTを買ってみたいと思っている方は違うところで購入しましょう。
スプレッドの罠
販売所で購入するときの手数料は無料をうたっていますが、実際はスプレッドがかかっています。
スプレッドとは下の画像のように、購入価格も販売価格も実質的な手数料を入れた金額になるのです。
ビットコインの相場が1BTC=5,148,866円の時
- 購入時 5,303,914円
- 販売時 4,993,700円
どちらも約155,000円の差額。
これがスプレッドでコインチェックが受取る手数料となります。
この時は3%ほどなので10,000円購入時には300円のスプレッドがかかります。
スプレッドは様々な要因で変動するので、販売所で売買するときは注意しましょう。
送金手数料が高め
ビットコインをコインチェックでガチホする場合は関係ない話になります。
DeFiを利用してビットコインを運用したり、NFTを買うためにメタマスクに送金する場合に送金手数料がかかります。
コイン | 送金手数料 | 参考価格 |
BTC(ビットコイン) | 0.0005BTC | 2000円(400万円/BTC) |
ETH(イーサリアム) | 0.005ETH | 1250円(25万円/ETH) |
XRP(リップル) | 0.15XRP | 7.5円(50円/XRP) |
1回の送金でかかる手数料の目安です。
100万円でも1万円でも金額は同じ。
なので1万円分のビットコインを送金すると、20%も手数料を引かれるのでかなり痛いですよね。
ただリップルは送金に特化した仮想通貨なので、送金手数料は激安です。
しかし、取引所で取り扱いがなく販売所ではスプレッドがかかるので、結局手数料が取られてしまいます。
まとめ
では、どのような人がコインチェックを利用するメリットがあるのか?
- 初めてビットコインに触れる人
- ビットコインをガチホする人
- 電気・ガス料金をコインチェックにできる人
- 毎日積立がやりたい人
初心者が最初にビットコインに触れるのに、アプリの使いやすさは欠かせません。
海外の取引所やウォレットに送金するには、手数料が高くて向いてません。
電気・ガス料金に応じてビットコインがもらえるので、積立感覚で貯めていけば将来的に大化けするかも。(笑)
1ヶ月10000円から積立することが出来ます。
積立ては月に一回の引落しか、積立て額を30日で割って毎日積立てにするか選択できます。
つまり、初めてビットコインに触れてみたい、積立やガチホが目的の人はコインチェックがおすすめです。
積立てに興味がある方は、こちらもご覧ください。
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